こんにちは。管理栄養士のカワベヨシミです。

本日もお越しくださりありがとうございます。

先日、平塚で活動している野球チームにお邪魔して

成長期にスポーツに取り組む上で、大切にしたい栄養のことについて

小学2〜3年生の保護者の方々に、お話させていただく機会がありました。

我が家の息子たちはサッカーをしていたので

野球のことについては詳しくありませんが、

小児分野管理栄養士として

子どもたちにとって、最も大切な『成長・発達する』ことを中心にお伝えしました。

6月最後の週末、晴れ。

気温は30度を超える中、ほぼ1日活動をしていました。

川沿いだったので風が吹いていることが救いでしたが

そこに座っているだけでも体力を持って行かれてしまうような環境の中

長袖のユニフォームを着て運動している子どもたちの

エネルギーや栄養の消費量は相当なものだろうと想像しました。

まず、一番にお伝えしたのは

エネルギー摂取の優先順位の考え方です。

1、生きる

2、成長・発達

3、運動

この順番を間違えてしまうと、

故障や、成長不良、体調不良につながってしまいます。

そして、皆さんから事前にいただいていた質問。

Jr.スポーツマンの保護者の方が栄養士に聞きたい情報は、以下のような内容でした。

・少食の子の身体を大きくする食事

・体力作りにどんなものを食べたらいいのか?

・なぜそのように食べた方が良いのかの理由

・食べ物の組み合わせについて

・摂取を控えた方が良い食材

・おすすめの甘い飲み物

・試合前後の効果的な食事内容

上記を、私が学んだ分子栄養学の考えをもとに

スライドにまとめてお伝えしました。

皆さん、メモとペンを持参していただき熱心に聞いてくださりました。

やはりお父さん、お母さんは一番のサポーターですね!

栄養は、とても大切です。

スポーツに、勉強に、たくさんの可能性を秘めた子どもたちが

頑張りたい!と思った時に

十分に持っている力を発揮してほしい。

特に、男の子は13~15歳。女の子は12~14歳。

成長のピークと重なる時に、

受験だったり、部活だったりと、生活での栄養需要も一気に高まります。

その時に元気に活動できるかどうかは、

積み重ねてきた栄養の力が大きいと思います。

逆に言えば、とても体調を崩しやすくもあるのです。

最近は、10代前半の体調不良の子どもたちにお会いすることが増えました。

すぐに食事改善ができるお子さんは回復も早いですが

食事改善すること自体、ハードルが高いお子さんもいらっしゃいます。

求められる限り、私も学び続け、栄養の力で元気になってもらいたいと思います。

今日は、元気な野球少年たちに会えましたが、

我が家も子どもたちがサッカーをやっていた頃を思い出し

懐かしく感じた一日でした。

投稿者 ヨシミ

歯科で働く小児栄養分野管理栄養士。 オーソモレキュラー栄養療法を学び、歯科での栄養教育を主な活動としています。

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